５０代になって毎日の仕事が変わってきていませんか？
毎日のように上役とミーテキングして部下たちに指示を出すような仕事のできるタイプの人もいれば、新人と同じような仕事に毎日汗を流す人もいる。
僕はもちろん後者の方で、毎日汗を流しています。
新人と同じような仕事なら簡単でいいねって思うでしょ？
それが、まったく簡単じゃなくて、今のように頑張れるまでにはそこそこ時間が掛かってしまいました。
それは、紆余曲折色んな理由があるのですが、話せば長くなるので今回は割愛させていただき、どうして汗水流して、まるで雑用のような仕事でももう一度本気になって頑張らなくてはならないのか、今回まとめていきます。
マネージャー斉藤 どんな仕事でも頑張ることが大事です。毎日頑張って仕事しましょう！
５０代になって、会社から頼りにされてますか？
その昔、会社は年功序列の社会で、一度入社すれば退職まで安心して自分の席があったし仕事をすることができました。
僕は、最近になってというか、５０代になってからだんだんと自分の置かれている状況が理解できてきました。
その状況っていうのは、会社の今の状況は”５０代はやる気がなのならとっとと辞めてください”っていう雰囲気になっていて、毎日ボーっとしていたら減給やら自宅待機やら何を言われるのか分からない状況になっているのです。
マネージャー斉藤 正確にはリストラ対象ということです。
ももちゃん でも、年金もらえるのって６５歳からでしょ？
そうなんですよね。
僕が今一番心配しているのは６５歳にならないと年金がもらえないということ。
それなのに、やる気がないなら会社を辞めてくださいって簡単に態度に出す会社の上層部には本当に人間味を感じることがありません。
そればかりか、ターゲットとなった５０代は毎日のように責められ、一日どんな成果はあったか、それからどうするんだ？、次はどんな成果を出せるんだなど責められ続けています。
出来る訳ないの分かってるのに、それでも責め続ける。
部署によって違いますけどマジで酷いです。
マネージャー斉藤 これ、現実なんですよ。
会社から頼りにされないままでいのか？
僕も経験しましたが、会社から頼りにされていると感じると、仕事頑張れますよね。
でも、その逆に会社や職場の人からまったく頼りにされてないと感じたその瞬間から体中のやる気が失われて、まるで蝉の抜け殻のようになってしまう、一瞬にしてそうなりますよね。
マネージャー斉藤 ぼくもそういうこと、よくありました。
で、僕も自分なりにいつかリストラのターゲットになり、責められ続けて最後には辞めるしかないんだなって覚悟だけはしていました。
でも、この考え方ってちょっと違いますよね。
貯金も老後を楽しめるほどなくて、財テクとかもできないのに会社を辞めるとか考えるんじゃなくて、６５歳まで、定年までずっと今の会社にしがみついて仕事してやろうって考えてはどうでしょうか？
若い時は会社に使われて休むまもなく仕事をやり、老いぼれたらポイって捨てられるような扱い。
果たしてそれでいいのでしょうか？
少しは会社に頼ってもいいんじゃないかなって思いませんか？
マネージャー斉藤 自分の生き方があるからそうじゃない場合もあるけど・・・
会社に必要な人材とされるためには？
さて、ここからが重要になります。
５０歳を過ぎてこのブログを読んでいる貴方は、会社から必要とされていますか？
僕は正直なところ、かなりやばい状況を過ごしてきました。
マネージャー斉藤 ５年くらいかな・・・
一番ひどかった時は、こんな会社絶対に辞めてやるって毎日思ってましたし、毎日仕事もしないで転職サイトを見ていました。
でも、転職サイトでは満足出来るような職場は見つかりません。
５０歳にもなって半分会社から見放されたような僕に条件の良い会社なんてあるはずがないのです。
そういったことが時間の経過とともに分かってくると、何故か不安やこれからの心配とかが頭の中を駆け巡るようになってきて、眠れない毎日を過ごしたことが何日も、何ヶ月もあるのです。
マネージャー斉藤 こんな経験したことある人、僕だけじゃないですよね。
この時点で、人によっては今勤めている会社を辞めて新しい世界を求める方もいらっしゃると思います。
５０歳という自分の年令も忘れて、一から頑張れる方は本当に素晴らしいと思います。
でもこの僕はそんなことはできませんでした。
僕が出した答えは、後輩たちに頭を下げてでも今の会社に留まる、いや、今の会社にしがみつくということでした。
これは、簡単に決められることではありません。
本当に職場の人全員がヒソヒソと笑いながら後ろ指を指しているような、そんな感じがしてなかなか決めることができませんでした。決められない自分も情けなくてマジで辛かったです。
ここまでの経験をされた方はいらっしゃいますか？
もし同じような経験があるのなら、僕が伝えたいことがなんとなく理解できますよね。
でも、この辛さに、情けない自分に負けちゃダメなんですよね。
自分で分かっていましたが、理解できるまでにものすごく長い時間が掛かってしまいました。
でも、だんだんと分かってきたこともあります。
それは、会社を辞めて転職することができないのなら、このまま今の会社で仕事したいって気持ちが生まれて来るのです。
会社にずっと残りたいって思ってくるんです。
そして、出来ることなら会社から必要とされる人間になりたいって思ってくるのです。
マネージャー斉藤 こうなると末期症状かな？自分を変えてでも会社に残って今まで以上に仕事を頑張ろうって思うようになってくるんです。
やがて、生まれ変わりたいとか、自分に都合の良いことばかり考えるようにもなります。
でも、その前に自分自身の心や考え方のすべてを入れ替えて、今までとまったく違う自分を作り上げないとですけど。
そうしなければ会社に必要な人間に生まれ変わることができないのです。
定年になる６５歳まで仕事ができるように頑張る
僕の考え方は最近変わりました。
それは、どうしたら定年になる６５歳まで今の仕事を続けられるかを気にするようになりました。
正直なところ、６５歳までは仕事しないと死ぬからです。
生きていくには６５歳まで働くしか無いのです。
シャバは甘くない。
痛感しましたね。
でも、出世しなくて良かったと思うこともあります。
それは、僕とは違い若くして出世した人は本当は不幸なんじゃないかなってこと。
何故なら、会社はこの先永遠に安泰ではないし、いつ状況が変わるか分からない。
そんな時でも今のように”自分だけは大丈夫”だなんて思っていられますかね？
会社って経営者の一言ですべてが変わるもんですよ。
まぁそれに比べたらマネージャーって職位も悪くないのかもしれませんね。
