サラリーマンは上司に好かれないと出世できません 実力だけじゃムリなんです

上司次第でサラリーマン人生が決まってしまいます。

これは、僕が３０年以上同じ会社に務め、観察し続けてきた答えです。

サラリーマンは上司に好かれないと出世できないのです。

最近は、趣味や家族との時間を大切にするタイプも少なくなくて、仕事にすべてを捧げるようなアホなタイプの人間と二極化になってきています。

仕事にすべてを捧げるアホなタイプとは？上司からの指示は絶対服従でどんなことよりも会社や上司を優先する人のこと。つまり過去の僕のことです。僕はその昔出世のためだけに自分のすべてを会社や仕事に捧げていたことがあります。

出世することだけが生きがいだったのです。

その頃の僕は上司の命令に絶対服従でしたから、さぞかし扱いやすい部下だったと思います。

ですが、ある出来事を境に僕は上司に見切られたのです。

このとき僕は、サラリーマンの本当の姿を知ることになったのです。

それまで僕は職場の誰からみても一番最初に出世するだろうと見られていました。

ですが、ですが僕はある出来事を堺に当時の上司から見切られました。

それからのサラリーマン人生は、まるで階段を転がり落ちるような惨めで悲惨なものでした。

上司でサラリーマン人生は左右されてしまう

サラリーマンは上司に好かれないと出世することはできません。これは紛れもない事実です。

僕が今更ながら反省していることは、会社は組織なんですよね。

組織では、一人だけがどんなに仕事ができてもダメなのです。

それに、もともと僕は上司に好かれるタイプではありません。

上司からの評価を上げるためにスリスリ近寄ったり、腰巾着こしぎんちゃくのようなことは僕にはできないのです。

では、そんな僕は普段どうしているかというと、とにかく自分の仕事を一生懸命さばいて自分の力を付ける。そして自分でやり遂げて成果を出す。決して上司には媚びることはないのです。

こんな部下、こんな可愛げのない部下なんて上司から好かれるはずないし、もちろん上司推薦の元出世することもないのです。

上司に見放されたら職場に自分の居場所を作るのも一苦労

一度上司に見放されたら職場に自分の居場所を作るのはキツイです。

はっきりいって、もう会社辞めたいと毎日のように思うようになります。

ですが、簡単に会社を辞めてはダメ。

会社を辞める時は、じっくり作戦を立てて今以上の待遇を期待できる会社に確実に入社できるまでの段取りをしておかないと自分が惨めに思えてきて行きていくことさえ嫌になりかねません。

ぐっと我慢して辞め方を考えてください。

なので、上司との接し方には十分お気をつけください。

上司に好かれなくても会社ではやっていけます

ここで心配になるのは、上司に見放されたら職場を去らなくてはならないのか？ってこと。

でも、その心配は無用です。

今の会社そのままでやっていけます。

それに、専門的な技術や資格があれば心配することなく安心して職場に残ることができます。

でも、貴方を見放した上司が移動しない限り出世は諦めるしかありません。残念です。

もし、上司がこの先ずっと貴方の上司なら出世は諦めて他の楽しみを見つけたほうが良いかもしれませんね。

まとめ

サラリーマンなら、一度は誰もが驚くような出世をしてみたいと思いますよね。

でも、直属の上司に見放されたらほぼ出世の道は閉ざされてしまいます。

ですが考えてみてください。

サラリーマンは出世だけがすべてでしょうか？

毎日自分のやるべき仕事をして、週末など自分の時間をたっぷりと楽しみ、そして人生を楽しむのも生き方の一つではないでしょうか？

出世できなかった僕がこんなことをいうと負け犬のように思われがちですが、人生を楽しみ始めてみたら負け犬なんてことないのがよく分かりました。

平日は接待しないで自宅で家飲みしながら子供と将来の夢を話しあったり、週末は覚えたての家庭菜園を嫁さんと殿死んでみたり、料理してみたりと、仕事に自分のすべてを捧げていた頃にできなかったことが今できるようになりました。

これは幸せなことなんだと思う。

なぜなら、６５歳の退職後からこんなことはできませんから。

人生は自分の考え方一つで幸せと感じたり不幸だと感じたりするものなのかもしれません。

でも、はっきりと言えることは、どちらにしても後悔しないようにしたいですね。

僕の場合ですが、５０歳を過ぎた頃から本当に考え方や週末の過ごし方が良い方向に変わってきたように感じています。

これは、僕には会社で出世するよりも、もっと自分の人生を楽しめってことなんだと理解しました。