降格人事でも転職しなかった理由をここでこっそり暴露します

こんにちは、マネージャー斉藤です(^_^)

降格人事の辞令ってマジでキツイです。貰った瞬間は、もう会社にいられない、辞めたほうがいい、転職先を早く見つけなければ・・・とマイナスばかり考えていませんか?

マネージャー斉藤マネージャー斉藤

今回の記事はこんな人におすすめです

  • 降格人事だからダメ社員だと思い込んでいる人
  • もう俺は終わった・・・と人生を諦めかけている人
  • 仕事のやる気を失った人

    仕事は出世のためにやると思い込んでいる人も多いと思います。

    実は、このボクも降格人事を頂く前までは出世したいタイプの人間でした。本当です。

    でも、元気で毎日を楽しみながら生きています。

    そうです。仕事は出世のためだけにやるもんじゃないんです。

    自分の経験から、降格人事を受けて悩み込んでいる人に今回の記事を書きました。

    どん底の気分かもしれませんが、少しの時間ご一緒してください。

    降格人事は今までのことをすべて否定する

    ボクが実際に降格人事となった時は、目の前が真っ暗になり、今まで仕事で頑張ってきたすべてのことが全否定されたように思えました。

    気持ちとしては、何か話そうとすると涙が出そうで、出ないような、これからもう部下はいないんだなぁとか、例えていうなら蝉の抜け殻せみのぬけがらになったような、そんな感じでした。

    人一倍頑張ったときもあるし、誰にも負けない実績も残してきたのに・・・と、どんなに過去を振り返っても辞令は変わらない。これが現実でした。

    降格人事は自分をダメ人間にする

    ボクはおだてると成長するタイプじゃなくて、どちらかというと負けず嫌いで、負けたくないから頑張るタイプなんです。

    でも、降格人事には勝てませんでしたね。

    毎日毎日ただ時間が過ぎるだけで、仕事なんてまったく手につかないし、やる気も出ない。

    いっそこのままって考えたことも正直あります。

    転職も考えました。が、やめました。

    転職しなかった理由は?

    転職しなかった理由はいくつかあります。

    今回は一つ一つ理由を挙げていきますね。

    理由その1 体力が無かった

    降格人事となった時、一番最初に感じたのは体力が無かったこと。

    管理職の頃は日中歩き回って仕事をすることもなく、一日会議の時もあり体力面、特に下半身が衰えていて少し歩くとすぐ疲れるような、そんな体でした。

    そんな状態で転職するなんて地獄に向かってあるき出すようなもんですよね。

    転職したい気持ちはとてもありましたが、なんとか自分を抑え込む事ができました。

    理由その2 転職の準備をしてなかった

    それまで順調に出世していたのがそもそもの間違いでした。

    この調子ならいいとこまで行けるぞ!と自惚れた考えを持ったのが間違いでしたね。

    今なら転職の準備も少しずつ出来ているのですが、その当時はまったく考えていなかったのです。

    理由その3 減給額が思ったより少なかった

    転職しなかった理由の中でもこれは大きいです。

    一般的には、降格人事になると役職手当とかが無くなり、その減給額は5万円から10万円になるようですが、そこはほんの少しだったので正直ホッとしました。

    理由その4 新しい会社に馴染むことが苦痛に感じた

    転職するということは会社が変わることなので、当たり前のことですが働く環境は激変します。

    そうすると、人との繋がりはほぼ全員一から始める事になるのと、業務端末の操作や毎日使う書類まですべて新しく作らなければならないと考えたら「ダメだ。そんなに出来ない」となったのです。

    理由その5 転職したと思って配属先の部署で頑張れる決心ができた

    これを決心するのには思った以上に長い時間が掛かってしまいました。

    なぜかというと、新しい配属部署は入社2,3年程度の新人が配属されるところで、しかもボクよりも年下の上司や後輩たちから仕事を教わらなくてはならなかったからです。

    本当に迷いました。

    本気でもう一度頑張って転職しようとも思いました。

    でも、自分が我慢できれば、バカになれれば一か八かの転職よりもいいんじゃないかと、なんとか落ち着けるようになりました。

    降格人事は嫌な面だけじゃない

    ここは絶対にお伝えしたいところなのですが、降格人事と聞くとダメ社員に突きつけたものだと思われがちですが、実はそうでも無いんです。

    何かというと、考えようによっては自分の時間を作ることができる最高の辞令になるのです。

    というのも、それまでボクは平日だけでなく週末の土曜日も必ず仕事をしていて、ほぼ休む間もありませんでした。

    ですが、降格人事となってからは平日は6時で仕事は終わり、週末はゆっくり2連休になったのです。

    これにはボクもびっくりしました。

    季節の変わり目も感じられるようになったし、一日2箱消費していたタバコもやめることもできた。しかも、得意先との酒の席もなくなり、降格人事のお陰で健康的な体を取り戻すことが出来たのです。

    マネージャー斉藤マネージャー斉藤

    今は、毎日楽しく自分の仕事だけ頑張ってます!

    最後に

    もし、本当に降格人事になっても、それは不幸の始まりではありません。

    確かに、これから出世することは無いかもしれないし、職場のみんなからは後ろ指を刺されるようなことがあるかもしれません。

    ですが、そんなことは気にしないでこれからの人生を楽しんでいきましょう。

    ボクは、管理職のときよりもマネージャーとなった今の方が毎日楽しいです。

    時々年下上司の機嫌を取りながら自分の仕事を頑張る。

    目標が達成できれば報奨金だって貰えますから。

    考え方が変わればすべてが変わります。

    マネージャー斉藤マネージャー斉藤

    絶対に軽はずみな行為はしないでくださいね!