仕事の出来具合は70点ぐらいでちょうど良いでしょ?
できることなら毎日80点以上の出来が良いんだろうけど、それはやりすぎ。
本当なら毎日120点を狙いたいところだけど、どう考えてもそれは無理。
できっこない。
でも、70点でも120点でも一日ごとの評価を下すのは自分自身ですよね。
つまり自己評価。
今回は、仕事の自己評価は甘口で自分は完璧ですって言うのが良いのかちょっと考えてみたので記事にしてみました。
僕が務めている会社では、年二回ある賞与、つまりボーナスを支給する前の考課表を自己評価して上司に提出してから最終的にランクが決まるシステムがあって、そのときの自己評価の仕方についてです。
少しの時間お付き合いください。
ボーナス査定の自己評価は必要なのか?
この話を始める前に、ボーナス査定に自己評価が必要なのか僕なりに考えてみました。
まず、なんで自己評価というシステムが始まったのかというと、そもそもボーナスは個人の業績(売上実績や会社や上司の評価)によって支給額が違います。
自己評価制度が無いときは会社や上司の見方や判断で優劣つけられて支給額が違ってました。
僕は会社の評価が悪ければそれなりに納得できていたのですが、人によっては「自分はこんなに頑張ってるのになんでこんなに評価が悪いのですか?」と問題が起こることがしばしばあったそうなのです。
確かに、自分は会社や上司からよく思われてないからどんなに頑張っても評価が上がらないという考え方もある。
でも、それって会社や上司からよく思われていないということじゃなくて、本当は自分自身に問題があったからなのかもしれないのです。
よくあることですよね。
で、会社はこういった問題を解消するために、最初に自分で自分を評価して上司に提出するようにしたのです。
でもこれ、必要なことなんですかね?
というのも、自己評価があってもなくても最終的なところは決まっているのだし、あえて「いやぁ僕今季はサボってばっかりだったからボーナス査定は悪くていいです」なんて言うやついないじゃないですか。
どんなに売上実績が悪くても「こんなに頑張ってます」ってアピールしますよね。多くの人は。
なので、僕個人の意見としては自己評価はいらないと思っています。
「自己評価」の会社の狙いは?
でも、よくよく考えてみると自己評価をさせて報告させるのは会社にある狙いがあるんじゃないかと最近思えるようになってきた。
それは、所属している上司との会話を増やすこと。
それもただの会話じゃなくて個人の心の中の考え方などにも触れることができるようなきっかけ作り。
職場の人数が多くなればなるほど、誰が何を考えているのかわからなくなってくるし、下手したら部署ごとのまとまりもなくなり最悪業績にも悪影響が出てきてしまいます。
こんなのは安っぽい経営コンサルタントが提案してくるようなことですけど。
つまり、こんなことでもなければ本音で話ができなくなってしまっているということなのです。
もし、会社の狙いがこの通りだとしたら笑っちゃいますよね。
自己評価ってどうするべき?
今年の自己評価で隣の人のを見てしまったのですが、僕にはそれを理解することができませんでした。
それは、こんな質問の回答なんですが、
-
- ①すごく頑張った
- ②まぁまぁ頑張った
- ③それほど頑張れなかった
- ④やる気がなかった
こんな質問に、全部①すごく頑張ったという答え。
全部ですよ、全部。
50個くらいの質問全部に「すごく頑張った」の答えなんです。
さすがの僕も驚きました。
というか、驚いた僕の考えが違うのですかね。
自己評価の提出は「自分は与えられた仕事を完璧にこなし、毎日全力で頑張っています」という答えが良いんですかね?
僕の考え方
僕の考え方は、自分を冷静に見直した判断をすること。
それは、自分を良く見せるような考えじゃなくて客観的な見方での判断。
僕はこれが普通なんだと思っていました。
だけど違うのです。
自己評価ですべて完璧ですって答えたあと、どんな面接になるのか興味ありです。
まとめ
毎日頑張って仕事してるのに報われないのは嫌ですよね。
でも、人が人を評価するのだし合う人合わない人がいるのだから会社で働くのって面倒くさい。
いままで30年以上そんな面倒くさい会社の中で働いてきて「自分も頑張ったな」でいいと思う。
今更独立とか自営なんてできないし。
なんか話がまとまらなくなってしまいましたが、サラリーマンなら評価されるのも評価するのも大変なんだなってことです。
ボーナスもらえるだけで幸せ!