【中年営業マン】仕事に限界を感じるサインとその対処方は?

仕事が多過ぎてもう無理。限界・・・

仕事を抱え過ぎると思考回路がマヒして冷静に考えることができなくなり、どうしていいかさえも分からなくなる。

マネージャー斉藤マネージャー斉藤

最近の僕はそれほど仕事量は多くないのですが、ふと気が付くとこんな感じになっています。

今回は、中年営業マンが仕事に限界を感じるサインと、その対処法についてまとめました。

マネージャー斉藤マネージャー斉藤

『もうやってらんねーや』と言いたくても言えない社会的に責任もある中年営業マンに向けた記事になります。

人生100年時代。

だから、これからのことをジックリ考えてみませんか?




若手営業マンと中年営業マンの限界サインの違いは?

若手営業マンと中年営業面との違い、それは単に年齢だったり社会経験というか現場経験があるか、ないかの違いかもしれません。

要するに、現場での経験が多いか少ないかで仕事の限界のサインが違うということ。

若手営業マンだったら自分の経験不足から、初めての失敗でも能力不足と感じるかもしれないし、中年営業マンだったら体力が続かなくて仕事の限界だと感じてしまいのかもしれない。

どっちにしても仕事で限界を感じる時はいろんなサインがある。

若手営業マンの仕事の限界サインは成長途中の壁みたいなものを仕事の限界なんだと勘違いすることもある。

でも、20代30代の若手営業マンなら時間を掛けてでも改善して成長して欲しいところです。

それと比べて中年営業マンは、十分すぎるほど社会経験というか現場経験があるのでいろんな対処方法ができます。

これは自分の能力が低いとか高いとかそういうことじゃなくて「あれ?そうなの?」とか、自然とごまかせるようになるのです。

なので、強いて言えば中年営業マンのサインは体力面やプライドが関係してくるのだと思う。

中年営業マンが仕事の限界を感じるサインは?

中年営業マンは様々な経験がある分、仕事の限界なんて感じることはないだろうって思ってませんか?

そんなことはありませんよ。

実は、中年営業マンは日々仕事の限界を感じているのです。

で、そのサインはというと

  • 商談中や会議中の大事なところで気が抜けてしまう
  • 後輩から仕事を教わるようになる
  • 年下が上司になる
  • 人の名前を覚えられないし思い出せない
  • パソコンの操作が分からなくなる

探せばもっとあるけど、差し当たりこんな感じ。

マネージャー斉藤マネージャー斉藤

仕事中に大事な場面で気が抜けたり、後輩に仕事を教わったりするようになったら、もう営業マン終わりです

昔の僕なら絶対そう思いましたね。

でも、今は違います。

なぜなら僕も中年営業マンだからです。




中年営業マンは数年でいなくなる

中年営業マンは気楽です。

理由は、なんといっても責任がないですから。

課長とか管理職なら部署や部下の管理責任がありますが、中年営業マンにはそんなものありません。

長年培ってきた経験で日々の仕事は対処できるし難しい課題もない。

本当に気楽なポジションなんだと思う。

でもこれ、ずっと続けられると思いますか?

答えはNO!です。

おそらく中年営業マンは会社には必要のないポジションなんですよね。

落ち着いて考えてみてください。

今やっていることは誰でもできる仕事ではないですか?

もしそうだとしたら、60歳定年後の再雇用は無いと考えておいた方が良いでしょう。

それに、もし会社から早期退職の依頼がきたら、どうしますか?

退職金に多少の割り増しがあったところで一年生活できるわけじゃないですよね。

だから、早期退職は断るしかないのです。

だったら今のうちに転職するか?って考えもありますが、それも無理。

年齢が上がるごとに転職はフリになるし、気の利いた転職サイトで40代、50代の転職もうまくいくとか書いてありますけど、そんな上手い話は滅多にありません。

つまり、中年営業マンは一日でも早く自分の現状を把握して仕事内容や会社への忠誠心など仕事について改善をしていかないと想像もできない酷いことが起きるかもしれないのです。

50代の転職はやめとけ

僕が思うに、手に技術がなければ転職は30歳までと思ってます。

30歳までなら新しい環境にも早く順応できるし、新しい仕事も覚えられると思う。

マネージャー斉藤マネージャー斉藤

30歳を超えたらダメってことではありません。

それに、30歳を超えると営業内容的にもだいぶ落ち着いてくる頃ですし、専門的な知識も増えてくる頃ですよね。

それに会社の看板もある。

なにが言いたいかというと、会社の看板や役職のおかげで自分の実力以上の仕事ができるようになってくるのです。

そうなると、30歳からの仕事は実力以上のものとなってしまい自分の仕事力を勘違いしてしまうことに繋がるのです。

ということから、どう考えても50代の転職は絶対に勧められません。

できることなら今の会社でがんばりましょう。

中年営業マンの対処方法は?

ここからが本題ですね。

中年営業マンが仕事の限界を感じたらどうする?

出世もできないし転職もできない。

つまり、八方塞はっぽうふさがりの状態、どうします?

この先10年から20年近く、年金支給年齢になるまで働くことになる。

体はもう若くないし無理もできない。上司は年下後輩。それに自分には部下もいない。愚痴を言い合える仲間もいない。

そんな中、どうします?

会社辞めますか?それともこのままがんばりますか?

僕だったら、後輩上司に頭を下げてでも、後輩たちに後ろ指を指されようとも、何があっても今の会社に残り営業マンを最後まで続けることを選びます。

マネージャー斉藤マネージャー斉藤

どうしてだと思います?

その理由は、社内も社外も顔見知りが多いので働きやすく、その上、もしかしたら副業を見つけるチャンスもあるからです。

中年営業マンのとるべき行動は?

50代の中年営業マンに転職は勧めません。

むしろ会社に居残り、今までとは違う新しい人脈で働く環境を改善して自分の居場所を作るべきだと思います。

職場に自分の居場所という陣地ができれば、あとはどうやって広げるかを考えるのです。

僕は、この5年間何も考えないで、ただ時間の流れに身を任せながら仕事をしてきました。

どうしていいのか分からなかったのもあるけど、今思えば無駄な時間が多すぎたと思う。

もし、5年前から自分の居場所作りや、定年後の再雇用までを考えて仕事をしていたら今よりもっと楽しく働けていたと思う。

だから、いま自分の方向性を見失ってしまった中年営業マンがいたら教えてあげたい。

肩を落として下を向いてる時間なんて無いよ!
この先自分が生きていくためだけに自分の居場所を作っていこう!